先生がナオミに家でボクも担任になったことを言うのか、何故か気になったので、あえて、ボクからはナオミには、何も言わないことにした。
その後もナオミとは、ちょくちょく会っていたが、一向に先生の話が出てこなかった。
どうやら、先生はボクの担任になったことを伏せているようだった。
その時は、単純に公私混同を避けるためかな・・・などとしか思っていなかった。
そして、夏休み
ボクは苦手な英語の補習を受けに学校に来ていた。
もちろん担当の教員は担任であるヨウコ先生だ。
補習は5日間の予定だった。
その4日目に模擬試験をし、結果の悪い生徒のみ、さらに補習を2日間追加するというものだった。
もちろん、先生の計らいもあって、皆の前では結果の発表をしなかったが、運悪くボクのみ補習となった。
補習の6日目。
ボクは一人教室の自分の席に座っていた。
すると、いつもどおりヨウコ先生が入ってきた。
「今日は、場所を変えてしましょう」
そう言うと、教室を出て行ったので、慌てて荷物をもって先生の後を追いかけた。
すると、先生は「教員用の玄関でまっていて」と言い職員室の方へ向かった。
ボクは外をまわって、職員玄関で先生を待っていた。
まもなく先生はでてきた。
そして、先生はボクにクルマに乗るように言い、言われるがままに
従った。
しかし、連れて行かれたところに驚いた。
ナオミの家だ、つまり先生の自宅だ。
自宅には誰も居なくて、先生の書斎に通された。
ちなみに、ナオミは部活の合宿で来週まで家に居ないのは知っていたが、落ち着かなかった。
先生はボクに椅子にかけるように言ったので、腰掛けた。
先生は向かいに座った。
先生は気づいていないかもしれないが、スカートの奥の白いモノが見えていた。
「K君(ボクの苗字)は、ナオミと付き合ってどれぐらい経つの?」
そんな質問をいきなりしてきた。
まさか、別れさせるために連れてきたんだろうか?
「もう。1年以上経ちました」
「ナオミとは寝たの?」
なんて質問なんだ、本当のことを言えるわけないじゃないか!
「ま、まさか!そんなことはありません!」
「本当に?」
「はい、本当です!」
「・・・・・わかったわ」
そういうと、先生は部屋を出て行った。
とても怖かった・・・なんで、あんなに簡単に納得して、しかも部屋を出て行ってしまったのだろう・・・
不安でいっぱいだった。